携帯電話に、知らない番号から着信があって、慌ててたのでつい出てしまいました。
いつもなら、知らない番号は無視するのに、今日は実家からか、主人の妹から電話が入って来るかも…、と思っていたので出てしまいました。
相手は、不動産の査定会社でした。
「以前登録していただいていますが、その後、不動産やご自宅等手放す予定はありますか?」
以前て、いつ頃のことでしょうか?登録したことさえ忘れていました。そんな事があったっけ??
どうやら2017年頃に、私の名前で登録されていたようです。心当たりといえば、その頃義父が亡くなって、住んでた家を売却しようと考えていたので、なんとなく査定を申し込んだような気がします。
多分ですが、随分経っていて相手もその時の記録があるから、セールスをかけてきたのでしょう。生憎、その後めでたく売却は済んでしまいました。
今住んでいる家から、歩いて2〜300㍍の所に、義父が住んでいました。その家は平成元年に建てられていて、私達の家よりも新しいですが、間取りが複雑で住みにくいと思い、私は嫌でした。
義父が亡くなった後も、部屋中物だらけで、壁やタイルも汚れていて建具も傷んでいました。築年数が浅くても、部屋の手入れが行き届いていないし、トイレや風呂場の汚れが酷かったです。
長いこと、主人の両親が二人で住んでいたときも、義母を介護しながらなので義父も生活環境が荒れていたんだと思います。
二階部分は、義母が日舞をしていたとかで、踊りに使えるほどの広さがあります。
二人で住むには無駄に広く、結局空いている部屋に物を押し込む、物置部屋になっていました。
生活するのは一階だけで十分です。
二人共亡くなった後、主人はその広い親の家に移りたいと言っていましたが、中を片付けて、リフォームして、引っ越して…。私達が住んでる家は築年数が50年、売っても引越し費用にもならないかもしれません。そう考えると、親の家をそのまま売って、買った人にリフォームしてもらうほうが良いと思いました。
幸い、残置物がある状態で同じ市内の不動産会社が買ってくれて、リフォームして、また売り出してくれていました。
リフォームで駐車スペースも確保されていますし、何より小学校が歩道橋を上ってすぐです。
売る前に、必要な書類を作るのに当時の売買契約書を探したり、貴重品がないか確認しましたが、物が多いのは本当に大変です。
自分たちに何か合った時、何がどこにあるのかわかるようにしておくのは、大事だと思いました。いつ、何が合っても残った人が困らないように…。
終活というと、あまり気が乗らないかもしれませんが、意外と用意周到にしていると長生きするかもしれません。
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