尾道から渡船に乗って５分程の島、「向島（むかいしま）」最近、空き家を活用して民泊を出来るようにリフォームされるところが増えています。
空き家は放置されていると、家の傷みもそうですが維持費もかかります。空き家となった家を売っても買い手が見つからなかったり、古い家を逆手に取って古民家の民泊を始める人もいます。
老朽化による倒壊寸前の家屋は別ですが、再利用できそうならビジネスとして「民泊」もありでしょう。
民泊とは
民泊とは、個人の住宅や所有するアパートの一室を使って、有料で宿泊サービスを提供することです。
日本の法律では「住宅宿泊事業」などと呼ばれています。近年は、ネットで宿泊者の募集をする方法が増えています。
一軒家の民泊運営
一軒家の民泊は、自由度が高いと言えます。一つ一つの部屋が広く、民泊費用の単価も上げやすいでしょう。マンションやアパートのような集合住宅と比較しても、家同士が離れている場合が多く騒音トラブルになりにくいメリットがあります。
味のある民泊施設にリフォーム出来るため、こだわりのある施設にすることができます。
環境や立地の面で、古い一軒家はそれだけで非日常を演出することができ、週末や連休を利用して宿泊に来る人が増えています。
庭でバーベキューをしたり、都会では味わえない体験ができるでしょう。
良くあるトラブル
民泊で良くある迷惑行為や苦情に対して、どのような対策をするべきでしょうか。
騒音トラブル
一軒家だからといって、夜遅くまで飲み会やバーベキューなどで騒ぐのは、近所迷惑になります。近隣住民の方にも迷惑がかからないよう、宿泊する側も気をつけなくてはいけません。
ごみ問題
地域によってゴミ出しのルールが異なるため起こるトラブルです。宿泊者がゴミを分別しなかったり、違う日にゴミを出したりすることがあります。
宿泊の利用ルールをしっかりと説明して、守ってもらう事が大事です。
近隣住民に事前に説明する
空き家を利用して民泊事業を行うことは、予め近隣にもせつめいが必要です。近隣の反対が有るとせっかく民泊を始めたくても、後々問題になり辞めざるを得ない事になります。
田舎の民泊は、強度の料理を味わえたり、農業体験や漁業体験が出来たりと、都会ではできない体験が味わえると人気です。
最後に
空き家は長く人が住んでいないと老朽化で倒壊してしまいますが、その空き家を民泊出来るよう、リフォームして利用すれば空き家で費用ばかりが出ていくのではなく、価値の有るものに変わります。
どこの家も同じように民泊にするわけには行きませんが、田舎でそこそこ広い家があって、誰も住んでいないのなら活用の方法としてはありかもしれません。
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