2024年のお正月は、元旦から大きなニュースがありましたが、私の住んでいる尾道では天候もよく割りと過ごしやすい3が日です。
主人は、相変わらず駅伝三昧なので3日間洗濯物を干す以外外には出ていません。そんな、駅伝ばかりで少々退屈している私は、30分ほど散歩に出て、近所の「厳島神社」に参拝しました。
去年は「千光寺」に行ったりと歩き回ったのですが、今年は一人なので近くで済ませてしまいました。
大きな災害があると、自分たちだけのんきに過ごすことが罪悪感を感じてしまいます。
せめて、これ以上地震が長引かないように、早く沈静化しますようにとお祈りしました。
昨年買ったお守りを奉納して「お焚き上げ」をしてもらいます。他の神社で買ったお守りや、御札も一緒にお焚き上げをしてくれるそうで、わざわざ同じ所に持っていく手間がいりません。
靖国神社に行った時のお守りも仕舞ってあり、自分で持ち歩かないのでご利益は果たしてあるのでしょうか?財布に入れると、かさばって申し訳ないですが邪魔になってしまうので入れていません。
神社や寺に行く理由
日本人は無宗教と言いますが、なぜ神社や寺に詣るのでしょうか?
日本人が神社や寺に行く最も多い理由は、毎日の感謝の気持を神様に伝えることです。神社には、神道に入信していなくても行事や風習によって多くの人が訪れます。また。家内安全や無病息災・合格祈願といった願い事を持った人が集うだけでなく、パワースポットとしての側面があります。
無宗教、と言いつつも家には仏壇や神棚がある家も多いと思います。
神様、仏様を同時に祀っていることになります。
日本ではあらゆる物が神になりうる
「八百万の神」と言うように、様々な神様がいます。その中で最も古い型の神様たちは、土地の守り神として祀られたものです。
古代には200人程度の血縁集団が集落を作り、自分たちのよりどころとして、土地の守り神を信仰していました。
そして、平安時代以降あれこれの御利益を願って神が祀られるようになっていきました。
お寺と神社の違い
お寺と神社では祀っているものが違います。お寺は仏像が、神社には御神体が祀られています。大きな違いは、ひと目に触れるかどうかで、多くの場合お寺に祀られている仏像は見ることが出来ますが、神社では外から見えない所に御神体を祀っています。
簡単に言うと、お寺は仏教、神社は神道という異なる宗教の施設です。鳥居のあるのが神社で、仏像やお墓のあるのがお寺です。
初詣、参拝するのは神社でもお寺でもOK?
初詣をする時に寺と神社、どちらが良いの?と思うかもしれませんが、実はどちらに参るのも大丈夫です。
今のように寺と神社の役割を分けだしたのは、明治時代の神仏分離令からです。明治政府が神道を国教化してその威信で政治力を高めようとしました。
神仏分離以降は、神社は神様をまつっている、寺は仏様をまつり死者を弔う場所とすみ分けが出来たので、初詣は神社に行く人が多くなりました。でも、川崎大師や浅草寺などに初詣に行く人もかなりいますよね。
最後に
初詣に、何を着て行こうか?新年の神仏詣がレジャー化しているとはいえ神仏自身には何の変化もありません。
昔(昭和時代)は、明治神宮に初詣に行くのが恒例で、テレビ中継して「こんなに沢山の人が初詣に来ています」とニュースになっていました。
複数の寺社に初詣に行く人もあると思いますが、言った先の神様同士が喧嘩したりと、よくないのでは?と思うかもしれませんが、それは大丈夫です。八百万の神というように沢山の神仏が存在し、見守ってくれると思います。
マナーを守って神仏にお願いが届くようにしましょう。
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