「お歳暮届きました、ありがとう」最近、実家の母とのLINEのやり取りです。
電話をするより、LINEで簡単にメッセージをやり取りするくらいで、頻繁に話をする時がありません。
まだ、結婚したばかりのときは、知らない土地に来て知り合いもいないので、毎日のように電話していましたが、それも段々と間が空いて今は1ヶ月に1回も電話しなくなりました。
離れていて、お互いの時間の都合を考えすぎてあまり長話が出来ません。
いつの間にか、遠慮するようになってしまいました。
会社の同僚のAさんの母親が、骨折して入院した後「がん」が見つかって、その手術をしましたが、早くも肺に転移が見つかったそうです。
進行が思いの外早く、病院でも「症例がない」とまで言われたそうです。
来年80歳になるそうですが、手術の後の体力も落ちていて抗がん剤の治療は難しいと言われました。
放射線治療が一段落した時点で、一度退院して抗がん剤治療を望まないなら、緩和治療をしていくそうです。
妹や弟と話し合ってどうするか決めるそうですが、ほとんどの決定権は長女のAさんで、妹たちは「任せた」と言ってあまり協力的ではないみたいです。
退院の日時や、帰った後の介護ベットの手配、訪問看護の手続きもろもろ忙しくて休まらないそうですが、一人で全部決めないと行けないのはつらいですね。
がんを告知して、治療の方針を決めるのも母親本人は気落ちしていて、もう投げやりな言葉しか出ないようです。
余命早ければ1ヶ月、その間に出来ることはやってあげようということです。
親が骨折してから、急に寝たきりになったり、認知症になったりと言うのはよく聞きます。
ベットで動かない生活をしていると、足腰がすぐに弱ってしまい、動かないから余計体が衰えるのだと思います。
同じ80歳になる私の母も、年始から相次いで兄弟が亡くなっています。8人兄弟でしたが、一番末っ子の母だけになってしまい、随分気弱になっているみたいでした。
本当は、年に1回くらいの帰省をしたいですが、自分でも忙しいなどの言い訳をして帰っていませんでした。
もし、自分の親が「余命一ヶ月」なんて言われたら、どうしよう。きっと、仕事を辞めて実家に帰ると思います。
Aさんは、親と同居なので仕事をしながらの介護になりますが、なるべく仕事は休まないで続けるようです。
親も心配ですが、自分の生活もあるので休んでられない。
来週には退院してきますが、家で風呂に入ることは難しいので、デイサービスを利用したり、訪問看護を受けながらの介護です。
病気のことも心配でしょうが、色々物入りなのが悩みのタネです。
レンタルベット、歩行器、介護用の手すり、デイサービスの利用料。
兄弟で出し合わないと困るのに、口は出すけれどお金も何も出さないのが一番たちが悪い。
それでも「お母さんが甘やかすから、弟も妹も全部私に丸投げ」と言っています。
ただ、自分で納得の行くような看護をしてあげて、残った時間を大事に使ってほしいと思います。
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