電子レンジの温めで、アルミホイルは危ないです。
誰もが知っていることだと思っていましたが、鮭のホイル焼き、昨日食べきれないものを、もう一度温め直して食べようとアルミホイルに乗せたまま「チン」しようとした人がいるんです。
それがうちの主人です。
アルミホイルに乗せていても、口が空いているから「大丈夫だと思った」そうです。
レンジの中に火花が散っていて、火事になるかと思った。(娘)
私は、洗濯物を片付けていたのでその場にいませんでしたが、二人で夕飯を食べる準備をしていて、主人は前日の残り物を温め直していました。
その数日前にも、レンジで温めていて皿を割っています。
何を温めたら割れるのでしょうか?
バチバチっっと変な音がして火花が散るのが見えたので、慌てて取り消しボタンを押したそうです。
当の本人は「スグに消したから大丈夫。ホイルを開けていたからチンできると思った」
と言い訳です。
アルミホイルは電子レンジでの加熱には向きません。一部の電子レンジでは『アルミホイルの電波を反射する性質を利用し、加熱しすぎる部分は覆うなど、部分的に使えます』としているものもありますが、この使い方にも注意が必要です。 アルミホイルが庫内壁面に触れたり、端が突起として残っているとスパークを起こしやすいためです。
オーブン機能を使えばアルミホイルもOK!
一般的に、オーブン機能を使用した際、電熱線等の放射熱を使って食品を温めます。 アルミホイルは放射熱であれば熱しても問題ないので、オーブン機能ならばアルミホイルを使うことが可能です。 熱を伝えやすく水蒸気を逃がさないアルミホイルは、お料理の際にとても便利ですよね
電子レンジでチンしちゃいけない食べもの
卵
聞いたことがあると思いますが、卵を電子レンジで温めてはいけません。殻付きの卵も破裂することがあります。生卵は溶きほぐし、または黄身に爪楊枝で数か所穴を開けます。
たらこ、ウインナー、トマトなど
薄い膜や皮に包まれているたらこやウインナー、トマトなどは電子レンジで加熱すると卵と同様に破裂する可能性があります。
電子レンジで温めたいときは、蒸気の出口を作ると温めることが出来るので、たらこは切ったり切込みを入れたり工夫すると破裂を防ぎます。
水分の少ない食材(さつまいも・にんにく)
イモ類やにんにくは水分が少ないため、レンジで加熱すると焦げやすく、発火の危険性があります。下ごしらえをするときは、一度水にくぐらせたり水をかけたりして、温める際は水分が逃げないようにラップをしましょう。
水をかけることが出来ない場合は、別の耐熱容器に水を入れて一緒に温めると蒸気が発生するので、発火を防げます。
粘度の高い液体(カレー・シチューなど)
粘度の高いどろっとした液体を電子レンジで温めると、突沸といって瞬間的に沸騰し電子レンジ内に飛び散ります。
粘度の高い液体を温めるときは、ラップをしてから温めましょう。万が一飛び散っても最小限に抑えることが出来ます。
鷹の爪、ドライフルーツなどの乾物
ドライフルーツなどの乾物は水分が少ないため、発火の原因となります。
ドライフルーツの中でもレーズンは煙が出るため危険です。ぶどうを温めると電子レンジ内のマイクロ波に反応し放電現象が起こり燃え始めます。
厚みのある大きな肉
角煮などの厚みのある肉類は、表面ばかりが温まり内部の水蒸気が逃げない状態になるため、温めると爆発します。
鶏肉も薄皮がついていると、加熱しすぎで爆発することも。どうしても加熱したいときは皮にフォークで数か所穴を開けましょう。ラップもふんわりかけるのがポイントです。
電子レンジでは使えない容器
ペットボトルや缶
ペットボトルや缶に入っている飲み物は電子レンジ対応の容器に移してから、温めてください。
アルミホイルや金属容器
アルミホイルや金属容器は火花が発生して、電子レンジが故障してしまうので注意しましょう。
オーブン機能ではアルミホイルは使えます。
紙製のもの
紙袋や紙皿、紙コップなど紙製の容器に入れてレンジで温めると、焦げたり発火することがあります。こちらも別の容器に移してから温めましょう。
最後に
電子レンジの中で火花が散って、すぐに気がついたので良かったですが、温めながら途中でトイレに行ったり、席を外す事があるのでそれも止めてほしいですね。
本当に火事になってからでは遅いし、「知らなかった」では済まないことです。
中の物が飛び散って汚したりするだけでなく、電子レンジもダメにしてしまいます。
適正な容器を使うことと、温める時には注意が必要な食品も知っておかないといけないですね。
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