最近、娘が仕事の事についてぽつぽつ話してくれます。地元の会社ですが中途採用の人も多かったり、忙しい時には派遣の人も入るそうです。
今の会社に入って3年目、だいぶ仕事には慣れてきて新しい人の面倒を任されたり、いろいろ責任もあるそうです。
班ごとに作業があるので、仕事の流れが速く終わると、まだの班にヘルプで入ったり、逆に人がいない時には応援に来てもらったりです。
ちりめん佃煮のパック詰めが主な仕事ですが、パックのサイズも入れる材料によって違うので、コツがあるみたいです。
流れ作業で、パックに規定の量の佃煮を入れて、蓋をしますが上手に入れる人もいれば、周りのふちにベタベタつけてしまう人も。綺麗にふたが出来ないので、ふちにつけないで下さい、と言っても中々うまくいかない。
量るのもすぐにコツをつかむ人もいれば、どうしても微調整で規定量が量れずもたつくことも。これは、長いことやってこのくらいは何グラム、と自分なりのやり方を覚えるしかありません。
娘の班に派遣で、私くらいのおばさんが入ることになって、その人にやり方を教えたそうですが、どうもうまくいかない。
不器用とかでなく教えた通りに出来ない。
パックに平らに置いてください、と言ってもどうしても真ん中に盛ってしまうのだとか。そうするとフィルムをかけるときに、破けるから平らにしてほしいのです。
娘は自分より年上の、派遣さんにそう言って教えて、ちゃんとできているか横で監督しています。もう大丈夫…、となれば監督しないでもよくなりますが、まだ入って日が浅いので監督が必要です。
量ってパック詰めするだけなので、難しくないようですが、意外とやり方が細かくて、量るのはうまくいきません。
向き不向きもあるので、すぐに辞める人もいたりグループ内の雰囲気になじめないと仕事がやりにくいです。班ごとに、作業が早い遅いと比べられたりするので気疲れもあるでしょう。
そんなおばさんの話を聞くたびに、
「おばさんは、目も老眼だし癖がついちゃうとなかなか抜けないんだよ」
と自分に置き換えて、説明します。
「あ~、そうなのか」
と妙に納得しているので、自分はできる事でもみんなが同じように覚えていくわけじゃない、個人で違うからとわかったようです。
最初こそ、新入社員で入った時は若干おどおどしていた娘ですが、2年のうちに恐いおばさんが辞めたので随分気持ちが明るくなり、仕事もしやすくなってるみたいです。
新しい班長さんが仕事をどんどん任すので、自信がついてきたのかもしれません。
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