1/2の心がけで、人生が変わる。
物や、食事を半分に減らしてみたら、今度は「情報」や「仕事」も減らしてみます。
30年前は、待ち合わせに使っていた渋谷のハチ公前、1990年頃は誰もが下を向いているのではなく、前を向いていました。中には読書や雑誌を読んでいる人はいましたが、今のように、スマホを見るために下を向いている人は少なかったです。四六時中、情報の中で暮らしていると感覚がマヒしてきます。
情報を半分に減らす
スマホの使用時間を半分に、寝る前のスマホをやめる、使っていないアプリを削除する。スマホだけでなく、パソコンも長時間続ける事により、脳過労が問題視されています。デスクワークが中心の人は、脳の過労を招くリスクが高いとされています。頭も体もいつも疲れている、よく眠れない、イライラして感情が乱れやすい、気分が落ち込む…、とキリがありません。
デジタル疲れを感じたら、上手に距離を置くようにしましょう。SNSも減らしてみます。通知機能をオフにしたり、TwitterやFacebookを見る頻度を減らしてSNSをやり過ぎていないか考えてみるのもおすすめです。
時には、自然に触れて近所の公園や遊歩道、自然の豊かな場所へ身を置くとよいでしょう。何もしないで、ボーっとするのもいいかもしれません。
強制的に電波の届かない所（キャンプ）へ、出かけるのも良いかもしれません。
仕事を半分減らす
仕事を減らすと生産性が上がる、仕事のやり方を見直せばいい結果が生まれます。丁寧な仕事をすると「集中力が上がる」「ミスが減る」「心の平穏を保てる」仕事を抱えすぎていると、どうしても焦ってミスが出ます。心にもゆとりがなくなってイライラしたり、不穏な空気になります。
人に自分の仕事を任せることで、一人で沢山の仕事を抱えなくて済みます。上手に仕事を任せることが出来れば、自分がやるべきだという思い込みから抜け出せます。
苦手なことは、その仕事が得意な人にお願いしてみましょう。
上手に断ることも仕事を減らす条件です。仕事を無条件で引き受けてしまうとキャパオーバーになって、自分がパンクしてしまいます。仕事を安請け合いしない、上手な仕事の引き受け方を実践して、「仕事を半分減らす」ようにしてはどうでしょうか。
最後に
本の中に何度も、禅についても話されています。仏教の修行を通して考え方や、生き方、マインドについて語られています。修行中は、本当にわずかな持ち物で過ごし、作務衣も、何十年も同じものを使っているそうです。
物を大事にすることと、持っている物はほんのわずかで十分、いきなり全部を手放すのは無理でも、今の半分に減らしてみても意外と大丈夫かもしれません。
「半分減らす」ことを通して、生きがいを2倍に増やすイメージで実践してみてはいかがでしょうか？
![半分、減らす。 「1／2の心がけ」で、人生はもっと良くなる （知的生きかた文庫） [ 川野 泰周 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/7499/9784837987499.jpg?_ex=128x128 "半分、減らす。 「1／2の心がけ」で、人生はもっと良くなる （知的生きかた文庫） [ 川野 泰周 ]")
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