日本では「ミニマリスト」や「断捨離」といったシンプルな生活をしよう、という人達が増えてきたと思います。要らないものは捨てたり、手放して少ないもので生活する。
節約というと電気をこまめに消したり、水の出しっぱなしをしない、食品を無駄にしないと思っていますが、思うように節約ができません。
ですが、ドイツ人は節約に真剣に取り組んでいる国民性があります。ドイツ流の節約術を紹介します。
品質を重視するドイツ人
ドイツ人は、長く使える品質の良いものを選ぶ傾向があります。安くても何回か買い替えなくてはならないのであれば、同等の出費もしくはそれ以上の出費がかさみます。商品を購入するときは、デザインにも注目していると言われています。
品質が良い商品は、長持ちするため節約になると考えるドイツ人が多いのかもしれません。
シンプルなファションにも個性をプラス
ドイツ人はシンプルなファションを好む傾向にあります。シンプルなデザインだと、飽きずに長く使えますし、年齢や流行にとらわれず何回も使うことができます。
DIY精神がある
ドイツ人は「自分でできることは自分でやる」精神を持っています。家や家具の修理をするのが得意なドイツ人が多く、組み立て前の部品を買ってきて、自分で組み立てることが多いそうです。
DIYに強いのは、男性だけでなく女性も。「他人に頼らなくても、できそうなことは自分で」という精神が強いのかもしれません。
自分の時間を大切にする
ドイツ人は「自由な時間」を重視している人が多い傾向があります。家族との時間、または趣味に使う時間など、プライベートな時間を確保するためなら、お金はほどほどでいい、と考える傾向にあるそうです。
お金をかけずに遊ぶ
「静かな環境」に価値をおいているドイツ人は、仕事の疲れを癒やすために静かな環境が大事だと考えています。
休日には、家族や友人と過ごし公園や博物館、美術館などに出かけることが多いです。自転車や散歩をすることも好きで、「日曜日は何もしない」という考えを持っており、わざわざ日本のようにショッピングや、家族サービスをしないそうです。
夕食に火を使わない簡単な食事
ドイツでは、夕食に「カルテスエッセン」と呼ばれる火を使わない簡単に準備できる軽めの夕食を好む傾向があります。
この食事は、ハムやソーセージ、チーズとパンなどが主でジャムやバター、軽いサラダやピクルスなども添えられています。家族がそれぞれ好きなものを挟んだり、塗ったりして食事をします。
朝食はパンやシリアル、ハムやチーズゆで卵が一般的です。
昼食には温かい料理が主流で、肉料理などが出されます。
夕食が日本のように一番種類があるというものでないため、調理の時間も短くて良さそうです。
シンプル過ぎて少し物足りないかもしれませんが、共働きならこのくらいの簡単さは魅力的です。
最後に
「節約生活」となると、どうしてもやりたいことを我慢してしまい、なかなか続かないものです。節約で無理をすると、ただ苦しいだけになってしまい長続きしません。
節約をすると決めた時に心がけることは、無理をしないことです。
ドイツ人のようにすることは難しいかもしれませんが、節約中でも余裕のある暮らしができると思えば参考にしてみてはどうでしょうか。
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