2023年7月より放送されている「わたしの幸せな結婚」
小説も、コミックも出ていて初めにタイトルだけを見たときには、良くある昭和のドラマのような内容かな?と思っていました。
「結婚」とタイトルに入っていたり、時代が明治大正を舞台にしているようなので、昔のようないじめや、嫁姑のバトルの末「幸せ」を勝ち取っていくのでは…。そんな風に思っていましたが、それとは全く違っていました。
舞台となる西洋文明の流行りが織りなすロマンの香りが高い、明治大正を思わせる架空の時代。
義母たちから虐げられて育った少女・美世が、エリート軍人の久堂清霞と出会いお互いを信じ、慈しみ合いながら生きる喜びを知っていくストーリーです。
こちらも、実写版の映画もありますが、そちらは全く見ていません。
アニメ、実写と両方公開されていますが、両方ともハマることもあれば、どちらか一方という事もあります。
電子書籍で途中までコミックは読んでいました、小説も出ているとの事ですがまだ読んでいないので、最後には一体どうなるのかわからない状態です。
OPにも有るように、シンデレラストーリーのようですが、幸せは向こうからやって来ないので、自分で捕まえにいくのが話としては良いのでしょう。
「異能」という能力を開花させていく、「異能」が無いからと邪魔者扱いされていた主人公の美世。次第に自分の居場所として、清霞のそばにいたいと思うほどになります。
昭和の時代のアニメに良くあったのが、いじめられっ子がいじめっ子に立ち向かって、やがて大きく成長する。または、いじめっ子を改心させるなどです。
今以上に母子家庭、父子家庭の話も多かった気がします。
お母さんが出稼ぎに行って、そこへ訪ねていく「母をたずねて」や「みなしごハッチ」のように本当のお母さんを探して旅に出て、色々な困難を乗り越えていく…。
今では考えられないようなストーリーで、何故か親と離れて暮らす子供の話が多かったです。
暗い話なのに子供番組として成立していました。
頑張っていればやがて良いことが有るよ、と言うメッセージだったのでしょうが、今から思えばトラウマになりそうです。
すぐにお母さんが死んでしまって、子供だけでなんとか生きていかなければならない、そんな世界は嫌だ。
怖い継母も出てきては、いびって家から追い出されたり…。児童虐待もなんでもアリが昭和でした。
しかし、「わたしの幸せな結婚」も二人で力を合わせ、最後には二人の仲を阻む何者かに立ち向かってハッピーエンドになることを希望します。
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