3連休中、あまりに暑いので外にも出ないで、AmazonUnlimitedで懐かしい漫画を読んでいました。
もう、何回も読み返しているのでストーリーや、話の内容も覚えているものが多いですが、改めて読み返すと感じ方もまた違ってきます。
「ブラックジャック」
聞いたことがある人は多いと思います。アニメ化もされてる、手塚治虫先生の名作です。
初めてこの漫画を読んだのは、私が小学生の頃です。まだ、「週刊少年チャンピオン」で連載されていて単行本が10巻とかしか出ていない頃だと思います。
「週刊少年マガジン」では「三つ目がとおる」も連載されており、こちらは習字教室の先生が毎週買ってくるので習字より漫画を読んでから、習字の練習をしていました。
ブラックジャックは、流石に毎週週刊誌を買って読むことが出来ないので、その当時「ららぽーと」の本屋さんに行っては、立ち読みしていました。
昭和50年代の話です。
日曜になると、ほぼ毎週本屋さんに行っては、3〜4時間立ち読みしていました。読み終わる頃には、首は痛いし頭はボーッとするし。カバーが掛かっていないので、読み放題です。
小遣いがないので買わないで、立ち読みだけで内容も覚えるくらい読んでいました。
理想の医者というイメージが、勝手に出来上がります。
病院の組織に囚われない、無免許なのに腕が立つ、法外な手術料を吹っ掛ける。
当時の1000千万円は、今で言う1億円くらいの感覚でしょうか?もっと、高く感じていました。
「外科の先生かっこいい」と言う勝手な思い込みもあります。
「畸形嚢腫」
一緒に出ている「ピノコ」の初めて登場する話。
「畸形嚢腫」は、双子で生まれるはずが、一人の身体の中に嚢腫という形で取り込まれ、18年経って切除するものです。嚢腫の中に、身体のほとんどが入っていて、切除した後ブラックジャックが、足りないところは補って人間の形に作ります。
内臓や脳みそからほぼ全部揃っているので、人間のかたちをとることが出来ます。
小学生だったので、本当にそんな事ができるんだぁ!と信じていましたが、本当ならすごいですね。
ピノコは18歳!!といつも言っているのは切除されるまで、18年間一緒に育っているからです。
「シャチの詩」
漁場を荒らすシャチが傷を追って、浜辺に打ち上げられているのをブラックジャックが助けます。始めは仲間同士の喧嘩で、怪我をしていると思っていましたが、漁の魚を食べたり、荒らしたりしているのがわかり怪我をしても、助けることを辞めてしまいます。
シャチが真珠を咥えてきて助けを求めますが、漁場を荒らすことを知ったので、助けないでいたらそのうちにシャチは死んでしまいます。
このシャチは、開業して初めての患者だったそうです。名前まで「トリトン」と名付けてカルテまで作っていました。
人間よりも動物を診るブラックジャックも、時には登場します。
キャラクターも、他の漫画に出ているキャラクターが出てきたり、悪役はいつも同じようなキャラクターです。
最後に
他にも今では考えられないような場面が合ったり、いつでもどこでも対応できるようにコートの中に手術道具を揃えていたり・・・。
手塚先生が医者を目指していたので、随分難しい言葉が出てきて、病名や薬の名前も覚えにくかったです。
大人になってもう一度読み返すと、今は医療が進化しているし、当時まだよく分からなかった病気の治療法もわかり、今のブラックジャックを手塚先生が描くとしたら、どんな内容になるのか気になります。
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