今週のお題「好きな小説」
最近、尾道市内にある「啓文社」という本屋さんが閉店しました。その閉店した跡地は「ハードオフ」「ホビーオフ」に生まれ変わり、9月6日にグランドオープンでした。
TSUTAYAでもレンタルのDVDコーナーが縮小され、ガチャガチャコーナーになっています。本のコーナーもどんどん狭くなっているような気がします。
本を買うことも少なくなってしまいましたが、時々本屋さんに行くと新刊が出ているので「ああ、出たんだな」とわかります。
畠中恵著の、しゃばけシリーズを知ったのは多分ドラマ化した時点でした。
妖物が、もともと好きなのでドラマを見た後に本を買って読んだのが始めだと思います。
その、シリーズも気がつけば随分多くなって途中から買って読むことを忘れていました。
ドラマ化もされた2006年発売の「うそうそ」から読み出して、前に遡って・・・その後は順に読んでいました。ですが、順番が変わってもどこから読んでも話の筋がわからなくなることはありません。
本屋さんに行ったり、友達から借りたりして読んでましたが、その友達とも最近はめったに会うことがなくなってしまいました。
そう考えたら近くに「こども図書館」があるのを思い出し行ってみることに。
最新刊はなかったですが、読んでいなかったシリーズが置いてあり借りて読むことにしました。
しゃばけシリーズは、時代小説で江戸時代を舞台にしたミステリー作品です。
主人公の「一太郎」は長崎屋という薬種問屋兼廻船問屋の若だんなです。病弱で寝込みがちな若だんなの周りにいる妖が、若だんなを守りながら様々な事件を解決していく物語です。
江戸で起こる事件や怪異を、手代の仁吉と佐助、妖怪たちの助けを借りながら解決し、妖怪たちのユーモラスなやり取りも織り交ぜられたストーリーになっています。
若だんなの一太郎は寝込んでいても妖怪たちとの絆で、成長をしていきます。
「しゃばけシリーズ」は2024年時点で23作、短編集や外伝などを含めるとさらに多くの作品があります。
- しゃばけ
- ぬしさまへ
- ねこのばば
- おまけのこ
- うそうそ
- ちんぷんかん
- いっちばん
- やなりいなり
- ころころろ
- ゆんでめて
- ひなこまち
- たぶんねこ
- すえずえ
- なりたい
- おおあたり
- とるとだす
- むすびつき
- てんげんつう
- いちねんかん
- もういちど
- こいごころ
- いつまで
- なぞとき
また、シリーズにはアンソロジー作品もあり、キャラクターや世界観を楽しめます。
昨日借りてきたのが「いちねんかん」
一太郎の親の藤兵衛だんなと母親のおたえが、西国に湯治に行ってしまい「一年間」若だんなが店を預かることになってしまいます。一年間、寝込まずに無事に店を切り盛りできるのか、成長できるのか・・・。
読み始めたばかりですが、早くもドタバタに巻き込まれているので、先が楽しみです。
本も買って置いておくとかさばってしまうので、意外と図書館もアリだと思いました。
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