暦の上では立春が過ぎ、春に近ずきますが、まだまだ寒さが残りますね。
温かくなったら、家の片づけをしようと思っているのですが、それも中々手が回らないのが現実です。
いらなくなったものや、使わないものが溜まって、掃除をするにもいちいちどかしたりしてからでないとできません。それをまた、元に戻したり整理をしているとあっという間に時間が過ぎていきます。仕事の休みの時にしようと思っていても、他にすることに時間を取られたり、買い物で時間がかかったり、思うようにできないので、ますます家が片付きません。
春のパン祭りでもらうお皿も、今回はやめようかと思うのに、ついシールを集めています。白いお皿は、使い勝手がいいので溜まる一方です。
何でも後回しにする癖が良くないのはわかっているのですが、つい忙しいとか時間がないと言い訳をして行動に移せません。確かに、出来ない理由をいろいろしていても何も前に進まないという事です。
「後回し」にしない技術
すぐに行動に移す人と先延ばしにする人がいますが、私は後者の方です。思いついたことがあっても、今度にしよう休みの日にしようと考えて体が動きません。
日々の家事くらいなら、ささっと済ませられるのですがそれ以外の事はつい後回しにしてしまいます。
文句を言うだけで行動を起こさないのも、同じです。才能や知識、アイデアがいくら優れていても、実行力が0点なら成果もやはりゼロになってしまうのです。
そして、実行力は生まれつきの資質ではなくの、学んで練習すれば誰でも開発できる技術であるという事です。実践のノウハウを学んで練習すればよいのです。
実行力は決心→実行→維持の三段階からなります。
決心する
イメージを現実化するには、成功への道を探し出すこと、目標を達成した場面をイメージするのです。ゴールの視覚化よりも目標までのルートを正しくとらえるプロセスの視覚化が重要です。成功の秘訣は、成功した人の方法をまねること、他人の良い習慣をまねるのです。
実行する
ベストタイミングは常に「今」です。
家を片付けたいのなら、いつまでに片付けるのかという終了デッドラインと、いつから始めるかの開始デッドラインを作ると効果があります。
明日からやろう、とか今度休みにしようとか、つい実行にうつせない理由を作ってしまいますが、人生で最も破壊的な言葉が「後で」だそうです。
決心をしても実行に移せないのでは、なんの効果のないし解決もできません。たいてい、この段階で挫折してしまいます。
試験の前に、勉強をしないで机の片づけを始めてしまったり、本当におしりに火がつかないと始められません。そのためにもいつから始めるのか、デッドラインを作る必要があるのです。
維持する
もし、家の中を片付けたいのであれば、定期的に友達を呼ぶのも効果的です。きれいな状態が維持できるし、片付ける理由になるからです。
やることがあれば、なんとしてもやらなければならないよう仕向けて、自分を追い込むのが早道です。
1日15分だけ10年後のために使おう。
改めてこの本を読むと、内容もうすうすわかっていたことなんだと思います。「明日やろう」ではなく、「今やろう」。「後で」ではなく「今」。
後で後で、と言っているうちに時間がたってしまい自体がこじれて余計ややこしくしてしまったり、もう自分ではどうしようもなく専門家にしてもらわないといけなくなったり、そんなことにならないために、思い立ったらすぐ行動を起こさないといけないですね。
今、体力のあるうちに要らないものや片づけをしていきたいと思います。