お題は先週出されていましたが、感想ををかいてみました。自分の職場では、いまいち雰囲気が悪いことがあります。それはどうしてなんだろうか?と思ったときに、この本を読んでリーダーと他のメンバーとの間に食い違いがあるからではないかと気が付きました。
Aimの法則(目標設定)
Boardingの法則(人員選定の法則)
Communicationの法則(意思疎通の法則)
Decisionの法則(意思決定)
Engagementの法則(共感創造)
Aimの法則(目標設定)
チームとグループの違い
共通の目的がない集団はチームではなくグループ
誰もがチームを誤解している
目的を確実に達成する」多様なメンバーがいる
チームはコミュニケーションが多いほうがいい
みんなで話し合って決める
メンバーのモチベーションを上げるためにリーダーが情熱的に語りかける
チームに行動目標しか認定されていなければ時にメンバーは「作業」の奴隷になる
チームに成果目標しか認定されていなければ時にメンバーは「数字」の奴隷になる
しかし、多くのチームが意義目標の重要性を十分に認識していない
新幹線のお掃除の天使たち
新幹線が東京駅に戻ってきたときに、本当に短い時間(7分間)という時間で座席、通路、トイレ、洗面所ありとあらゆるところを清掃します。その手際の良さは目を見張ります、無駄がなく実に見事です。細かなところまできれいにし、乗客たちが乗り込むと出発する新幹線に対して、一列になって礼をして見送ってくれます。いつ見てもすごいとしか言えません。
目的意識がしっかりとしている証拠です。
Boardingの法則(人員選定の法則)
メンバー選びはチームにとって重要、チームのには4つのタイプがあります。
柔道団体戦型・サッカー型
駅伝型・野球型
自分のチームがどのタイプなのか、「何をやるか」と同様に、「誰とやるか」はチームのパフォーマンスに多大な影響を与えます。
Communicationの法則(意思疎通の法則)
チームに加わった「乗組員」の力を引き出し活かせるか、それはお互いに何を伝え、どのように繋げるか
プロセスを評価する⇔成果を評価する どのくらい評価するか?
「理解してから理解される」という人間関係の真実
どうせ、しょせん、やっぱりというチームに根ずくネガティブな感情を排除するには、それぞれのメンバーが自分は理解されていると感じていることが効果的です。
チームが言うべきではない言葉
「こんなことも知らないのか」
「こんなこともできないのか」
「それは違うでしょ」
「今、いう意味あった?」
Decisionの法則(意思決定)
独裁者が持つ影響力、メンバー「みんなで話し合いたい」⇔リーダー「自分で決めたい」
5秒で考えた手と30分かけて考えた手は実際86%が同じ手で、できるだけ5秒以内に手を打ったほうが良い。
Engagementの法則(共感創造)
メンバーとチームのきずなが必要だ。モチベーションを科学する。気合では人は動かない。チームのどこに共感させるか。「給料をもらっているのだから文句を言わずにやれ」は通用しない。
誰かの弱みを誰かの強みで補う
壁にぶつかれば一緒に知恵を出し合う
落ち込むことがあれば肩を貸しあう
個人の能力をどうやって引き出すことができるかが、リーダーとしての役目のように思います。そこは、コミュニケーション能力というか、相手を理解するところで最初から「こんなことも分からないのか?」と突き放してばかりじゃチームの目標が達成できないと思います。メンバーも、リーダーの考えていることの1%でも理解しようと努めるのが良いです。どちらも、どうせ言ってもやらないし、わからないだろうでは、いつまでたっても溝が埋まらないです。リーダーになる人も、作業が早くこなせるからリーダーになっただけでは自分と同じようにみんなができて当たり前、そんな考えも変えたほうがいいかもしれません。