13日から本格的な「お盆」です。
お墓参りに行ってご先祖様の霊をお迎えするはずですが…、すいません、お墓参りは行っていません。
せっせと主人一人で墓掃除をして、墓に線香と花を供えて、夜は仏壇にご飯も供えています。多分、今までなら私に「墓そうじ行くぞ」「花を買っておけ」「供え物を買っておけ」「夜、新しくご飯を炊いたら供えておけ」なぁんて言っていましたが、今年はそんな事を一言も言いません。
「ウチの女どもは何もしない」
と思っていることでしょう。
お墓参りの意味は?
お墓参りは、故人があの世で成仏し安心して暮らせることを目的としてお墓に手を合わせる行為を言います。
故人を想ったり、先祖を供養する場所であると同時に、「六波羅密」と言う仏教的な修行の意味もあります。
お墓参りの注意点
お墓参りで注意したいことは、例えば線香や蝋燭の火を消すときに、口で吹かないこと、墓石に酒をかけてはいけないなどがあります。
火を消す時は、手で仰ぐようにして消します。
酒をかけてはいけない理由は、墓石が汚れる、虫がよってくる、墓石が劣化する事があるからです。
墓石が劣化してしまい、建て替えをしなければいけなくなる場合100万円以上かかることがほとんどです。気をつけましょう。
仏壇とお墓参りどっちが大切?
お墓参りと仏壇は、どちらもご先祖を祀るためのものですが、お墓参りは故人があの世で成仏し安心して暮らせる事を目的に手を合わせる行為を言います。一方、仏壇は仏様を祀るためのものであって、ご先祖様や故人も、御本尊様によって成仏し安らかに眠っています。なので、仏壇は本来御本尊様が見守っていると言う意味があります。
ご先祖様や故人にも見守られていると感じられる場でもあり、信仰や文化によってどちらが大切かは、異なります。
お墓参りができない人はどうする?
お墓参りに行けない人は、大勢います。高齢で足が悪かったり、遠方で行かれなかったり、跡取りが居ない人もいます。
少子化で現在はそれほど困っていない家庭でも、もう後10年もしたらお墓の後継者がいなくなる、と言う問題がでてきます。先祖のお墓を閉じなくてはいけなくなることは仕方ないことです。
お墓参りは、行かなくても問題はありません。お墓が近所にあれば、いつでも行くことができますが、中には海外にいる方もいるでしょう。
お墓参りは強制ではないので、行く必要がないと思う人もいます。
ただ、いくら自分が必要ないと感じても、その考えを他人に押しつけるのは良くありません。逆も同じです。
私は実家の墓参り、一年以上行かれていません。
最後に
最近は「お墓参りに行かない」「必要性を感じない」「時間がない」とお盆やお彼岸に墓参りをしない家庭も増えています。
実際、主人の両親は「永代供養」をしてもらっています。
墓参りに行かないと「バチが当たりそう」などの考えから、無理してまで遠方に墓参りしている人もいるでしょう。
実際にはバチは当たらないし、祟られたりすることはありません。
それでも、墓参りに行かないと落ち着かないという方は、自宅で手を合わせたり代行サービスに頼んだりしてはどうでしょうか。
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