「正直不動産」は土地の祟によって嘘がつけなくなった、不動産会社の営業マン永瀬財地(山下智久)が、正直で誠実な営業を心がけ、不動産業界の中で奮闘していくさまを描いたドラマです。
千の言葉のうち真実は三つしかない』という意味で、千三つといわれる不動産業界。そんな業界に身を置く永瀬財地は、契約のためなら嘘をいとわずに営業成績をあげてきた。しかし、地鎮祭のときに祠を破壊してしまったことで、嘘がつけない体質になってしまった。
主な出演者
一日で1〜5話まで一気に見てしまいましたが、続きが気になります。
2022年にドラマ化され、2023年に特集ドラマ「正直不動産Special」2024年に続編「正直不動産2」が放送されました。
初めは嘘ばかりついて、営業成績を上げることしか頭になかった主人公が、地鎮祭の現場にあった古い石碑を壊してしまい、それによって「嘘の付けない祟り」にかかってしまいます。
嘘をつこうとすると、祟りのせいで本音が勝手に口から出るので、契約を破棄されたりトラブルになります。
ですが次第に「正直」で本音を話すことから「嘘がつけない」事をアピールして営業成績を上げていきます。
なので、土地を売ってそこにアパートを立てたい依頼人には
「そんなのデメリットしかない」
「孫の代までローンに苦しめられる」
と、不動産会社なのに身も蓋もないことばかり口から出てしまいます。
以前の「地面師」もそうですが、土地の売買や賃貸物件を借りて、契約書をよく読んでいないことから、後に違約金を請求されたり素人にはわからないことだらけです。
安すぎる賃貸アパートには、それなりに理由がある。事故物件だったり、手抜き工事で欠陥住宅だったり。周辺の賃貸と比べて明らかに安い物件は、要注意です。
ドラマの中で、難しい用語も説明してくれるので、意外とためになる話もあり
「アパートを借りるときに参考になるけど、借りるのが怖くなる」
といっしょに見ていた娘の感想です。
タワマンを契約してペアローンを組んだ夫婦は、3年したら離婚し共同名義のマンションを売ることが難しくなって、揉めてしまいます。
不動産会社同士のライバル関係もあって、不動産会社業界の裏側を見たような気がします。
「騙される方が悪い」
「契約書にちっちゃく書いてあります」
などのセリフも出てきますが、騙されないように消費者もよく勉強しておかないと、手数料をぼったくられたり、必要ないオプションを契約させられたり、しっかり武装して置かなければなりません。
知らなければ「情弱」といってカモにされてしまいます。
ドラマを見ることで、不動産会社の立場からの見え方がわかるので、業者がどうやってお金をむしり取ろうとしているのか?どういったテクニックで騙そうとしているのか?
それがリアルに描かれていることで、現実でも騙されにくくなりそうです。
実家のアパートの売却か、取り壊しか・・・そうしたときの参考になりそうなエピソードもありました。
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