
広島県で牡蠣の大量死が深刻化しています。
これから冬にかけてたくさんの牡蠣が出回る時期ですが、生産量の6割を占める一大産地が大打撃を受けています。
価格の上昇や粒の小型化が見られ「冬の食卓」に影響を及ぼしています。
牡蠣の大量死の被害は県の広い範囲で確認されています。
広島県は「牡蠣の生産量日本一」、このほか岡山県、兵庫県など一大産地を有するエリアです。
今年の夏の猛暑で海水温が上昇し、生育不良となったのが主な理由と見られます。以降流通量が低下するなどの影響が広がっています。
大量死の原因
広島県呉市沖の養殖牡蠣が大量に死んでいる問題をめぐり、県の聞き取り調査でへい死(※)被害が県内全域で出ていると見られることがわかりました。
県が主な原因として、高水温と高塩分の環境に同時に晒されたことによる生理障害と推定していることも判明しました。
※へい死:動物が原因不明の突然死を遂げてしまうこと
生産者さんの声
佐久間海産商会さんから寄せられた声
「この現象が始まってから1週間ほど経ったところになります。(※2025年10月末現在)
陸上に揚げてみて正確な個数がわかりますが、4割〜5割くらいは死んでしまっている状況です。」栄勝丸さんから寄せられた声
「2025年9月までは問題ありませんでした。
一般的に牡蠣は8月頃までに産卵しますが、今年は海水温が下がらなかったこともあり9月中旬頃まで産卵が続いてしまっていました。ただ、このことが関連しているかどうかは原因がはっきりとわかっていません。現在は、大きくなった牡蠣も死んでおり、販売できる牡蠣がない状態です。」
中野水産さんから寄せられた声
「今シーズン出荷分のいかだ、来シーズン出荷予定分のいかだの牡蠣がへい死してしまいました。海水温の上昇によるものなのか、牡蠣に悪いものが流れていたのかなど、原因は不明です。
そのため、年内売上の7割以上減少する見込みです。」
今後、年末にかけて牡蠣鍋やお歳暮に贈ることを考えていただけに、びっくりしています。
広島県内の水産加工会社では、仕入れが2〜3割上昇。入荷量は例年の半分ほどで、年末にかけて店頭価格が上がる可能性もあります。
成長は遅めでも味は絶品
今年の牡蠣は昨年と同時期に比べ、若干成長が遅く本来のふっくらとした実入りになるまで、もう少し時間が必要です。
毎年順調に行くとは限りません。
最後に
牡蠣の養殖は自然を相手にしています。海の状態、天候、水温などコントロールできないことが多いです。
高水温で厳しい年もあれば、順調に育つ年もあります。
今年の高水温は広島県全体の牡蠣養殖業者が直面しています。
厳しい年だからこそ、その違いを大切にして、応援していきたいと思います。
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