わたしがとらわれている「しなきゃ」と思う事は、毎日の夕飯の支度です。
毎日、仕事が終わってから「今日の夕飯何にしよう」と思いながら帰りますが、このところ残業もあってくたくたです。
帰ってからの夕飯の準備が、本当に億劫でいつも帰ったら準備出来ていたら最高なのに…、そう思います。
4~5年前までは、専業主婦みたいなものだったので、家事はしていましたがその時でも毎日献立を考えるのは、面倒だなと思っていました。
私自身も、昭和世代なので男は働いて、女は家で家事をして…、と親世代からの刷り込みがあります。そして、母親が働いていたので自分は専業主婦に憧れがありました。
いざ、結婚して専業主婦になると始めは良かったですが、子育てや学校で忙しい時期が過ぎるとだんだんと時間を持て余すようになりました。
それに、忙しい時期に主人は何度も転職をくりかえし、仕事でのストレスを家に持って帰り発散していました。その鉾先にされた私たちはたまったものではありませんが、とにかく食事だけは頑張って作っていました。
「お父さんが仕事で頑張っているから、作らなきゃ」
そう言って、自分をがんじがらめにしていました。実家にもその頃あまり帰っていません。
帰って来る車のエンジンの音を聞いただけで、気持ちがずーーーんと下がっていきました。その頃、同じ町内に勤めていたので15分も離れていませんから、早いと5時半には帰ってきます。
まだ、夕食の支度どころかお米も研いでいなかったり、慌てて用意をしますが、当時夕飯の前に主人は風呂に入ってビールを飲んで、その後に夕飯を食べます。
ビールを飲みながら延々とその日にあった仕事の愚痴をずっとしゃべるので、私は聞いているうちにうつっぽくなっていきました。
アルコールを飲んでくだをまく最悪な状況でした。自分が食べる前に、話だけでおなかいっぱいです。
今は仕事に行っていないのでビールをほとんど飲みませんが、会話がほぼありません。
食事中は黙食です。
どちらかというと、仕事に行っている私は帰ってからも食事を作るのをしなくても良いんじゃないかと思うようになり、少しづつ手抜きをしています。
働いている人が偉い、というならば私も今はフルで働いていますから。
なので、家の事は掃除も洗濯も一切関知しないようにして、洗濯槽のごみがあっても見ないふりをしています。何回も「ゴミとって」と言うと「じゅあおまえがやれ」と逆切れされます。
「お前がやれ」は私も言いたかったセリフです。
家族・夫婦って、「家庭」という会社の共同経営者だと思います。お互いに協力しないと成り立たない、どちらか一人ではバランスが崩れて機能不全になります。
子供にも悪い影響が出るかもしれません。
これこそ価値観が違う、もっと早く気が付けばよかったです。
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